トロントで出会った英単語を調べました。

2007年夫の転勤でカナダへ引っ越し。2015年トロント大学で2つ目の修士号取得。2016年アナログIC設計者で再就職。トロントの様子がわかり、英単語の勉強にもなるブログが目標です。

2014年9月以前のブログはこちらです。

6人中5人も転職していました。

先日2年弱のプロジェクトが区切りを迎え、お祝いの会がありました。このプロジェクトのための人手がいるということで私も含めアナログ回路設計者が多く採用されたのですが、改めて振り返ってみると、同じ時期に同じ部署に入社した6人中5人も転職していました。

私はコロナ渦中の2021年に転職したので、今年中に3年目を迎えます。

eitango.hatenablog.com

どの人も同じだと思いますが、入社時にサインイン・ボーナス(契約金)としてまとまった額の現金とRSU(譲渡制限付株式ユニット)がもらえます。

eitango.hatenablog.com

RSUはすぐに売買できず、1年働く毎に3分の1だったり4分の1がもらえるのですが、それを待たずして転職するということは、それを超えるいい条件(仕事内容や待遇など)だったんだろうなと思います。

なので、同僚でなくなるのは寂しいですが、転職は本人にとっていいことなんだろうなと思います。

ただ、直近で入社の6名中残ったのは私だけ。転職した5人中4名はアメリカのカリフォルニア州の会社への転職でした。

カナダは住みやすくていいと思うのですが、給与面では同じ社内で同じ職位で同じ仕事をしていても、カリフォルニアの人達より給料が安いです。人の噂では、2倍とか3倍になるという話も聞きます。

カリフォルニアは物価が高いからと言いますがトロントの物価も結構高いですし、やはり額面の数字が大きいと評価されていると感じるので、高給は魅力的だなと思います。

実は同じようなことをトロント大学の教授から聞いたことがあります。

トロント大学で教育を受けた優秀な学生が、卒業後にアメリカに行ってしまうというお話でした。それは、トロントよりアメリカの方がテック系のいい会社の募集が多いことと、給料が高いことが原因だろうとのこと(ちょっぴり気候もあるかもとは思います)。

昔流行ったBlackBerry(ブラックベリー)という携帯端末を開発したのはカナダの会社ですが、アメリカに比べるとカナダ発のTech系の会社は少ないです。陸続きで言葉も同じ英語(カナダ・ケベック州はフランス語ですが)のアメリカへの人材流出は、自然な流れなのかもしれません。

ちなみに、私が入社時にもらったRSUですが、しばらくして30%以上も株価が下がり、1株も売らずに持ち続けています。頑張ってよい仕事をして、会社の業績が上がり、株価が上がり、売りたいと思う日が来るといいなと思います。

[調べた英単語]

work in tech → テック業界で働く

tech → 科学技術の

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