家を購入してもうすぐ丸十年となりますが、住宅ローンの2回目の更新をしました。
日本だと20年、30年間固定の金利もあるようですが、私達は今まで5年の固定金利を選択してきました。カナダの銀行の方の話では、5年固定あたりが一番低いとのことだったからです。もちろん変動金利もあるのですが、保守的な我が家は固定金利を選択。今回は残り少なくなったこともあり、一番安いと言われた4年固定金利で契約更新しました。
銀行の担当の方の話では、一応銀行として掲示している(posted)金利は4%強なのですが、3%弱にしましたとのこと。4割引でした。一応不動産に詳しい会社の人に聞いてみたら、契約した金利はかなりいい感じのものだそうです。私も夫も交渉事が苦手なので、銀行は最初から値引きなしの金利を公表すればいいのにと思います。ちなみに、日本だと固定金利でも0.5%とかだそうで、それに比べたらカナダの金利は高いです。
ところで、私達の住宅ローンは元利均等返済なので、毎回の返済額は固定されています。そのため、返済がすすむと元金返済に当てられる割合が徐々に増えていきます。
改めて家を購入した直後の返済の詳細を見ると、返済額の約26%しか元金返済に使われていませんでした。約74%は利息返済になるので、ほとんど元金が減らない状態。借金完済までの道のりは遥か遠く。なので、少しでも貯金ができたら繰り上げ返済を心がけていました。
そんな状態だったのですが、今見てみたら、返済額の約91%が元金返済になっています。これは嬉しかったです。返し甲斐があります。
振り返ってみると、家を購入した直後に私の大学院合格がわかり、マイホーム購入のタイミングを失敗したのではと不安になっていたものでした。
住宅ローンを組んだ時、合格しないと思って私の授業料は考えてなかったからです。一応ローン初心者なので、返済額を少なめに設定していましたが、いきなり私の授業料とローン返済が両肩にのしかかった夫は気が重かったのではと思います。
それが、研究室所属の院生になることができて、授業料を払う必要がなくなって(月1,000ドル支給されていました)少し楽になり、
卒業後に就職して共働きになって
一気に返済が加速しました。ゴールが見えてきて嬉しいです。
[調べた英単語]
principal → 元金
prepayment → 繰り上げ返済
にほんブログ村のランキングに参加しています。下の"英語ブログ"をクリックしていただくと、ランキングの集計数が上がり励みになります。よろしくお願いします。
