トロントで出会った英単語を調べました。

2007年夫の転勤でカナダへ引っ越し。2015年トロント大学で2つ目の修士号取得。2016年アナログIC設計者で再就職。トロントの様子がわかり、英単語の勉強にもなるブログが目標です。

2014年9月以前のブログはこちらです。

ミュージカル"Hamilton"を観に行きました。

娘が数年来楽しみにしていたミュージカル"Hamilton"を観に行きました。

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www.mirvish.com

 ハミルトンは、アメリカ合衆国建国の父の一人とされるアレクサンダー・ハミルトンの一生を描いたミュージカルです。2015年にブロードウェイで始まったのですが、友達から教えてもらって娘はYouTubeでミュージカルの動画を観たらしく、大ファンになっていました。好きすぎて、アレクサンダー・ハミルトンの伝記も読んでいますし、ミュージカル”Hamilton"の特別装丁本も持っていますし、サウンドトラックもよく聞いています。

Hamilton: The Revolution (English Edition)

数年前からミュージカル”Hamilton"のトロント公演が行われるらしいという噂があり、娘はずっと待っていました。そして、やっと今年トロント公演が行われ、観劇することが出来たのです。

大人気になるのはわかっていたので、私達がチケットを購入したのは、実は1年以上前でした。トロント公演が行われる劇場"Ed Mirvish theatre”の年間会員になり、ハミルトンを含む6つのミュージカルの前売り券をまとめ買いしたのです。そのまとめ買いすら大変でした。同じ考えの人が多く、新規に入会するために電話をかけて長い間待ち、ようやく会員になれた後、やっとこさチケット購入となったからです。

というわけで、娘は数年も楽しみにしていたのですが、新型コロナウィルスの件で、公演が開催されるのか危うい状態になっていました。実際私の勤務先は、翌週から在宅勤務をするようにと通知が観劇日に出ていたのです。結局、私達が観た回がカナダで最後の公演となってしまいました。翌日の朝にはそれ以後の全公演中止が発表されたからです。そんな状態だったので、当日は誰もこれが最後だとは思っていませんでした。

さて、肝心のミュージカルは、最高に良かったです。もう娘はどの曲も全て暗記して歌えるのですが、実際に目の前で観ることが出来、とても感激していました。

そして、アレクサンダー・ハミルトンのことを知らない私も、一緒に楽しめることが出来ました。本当によく出来ていて、アメリカ合衆国建国時の話なのですが、脚本を書き、作詞作曲をし、ブロードウェイでは主演していたリン=マニュエル・ミランダの方針で、俳優さんは有色人種の方も多く、ヒップホップ調の音楽とともに斬新でした。それから、イギリスのジョージ3世の描かれ方がかなりおふざけで、他国の王様をこんなにちゃかしちゃっても大丈夫なのかと思いつつ、笑わせてもらいました。

「ああ、素敵な夜だったな。」と思って帰宅した翌週から、子供たちも私も夫も自宅待機。もともと翌週は春休みなので、私も休暇を申請しており家族旅行を計画していたのですが、それも取りやめました。この自宅待機がいつまで続くのかわかりませんが、とりあえずハミルトンを観ることが出来たのは、本当に幸運でした。

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