トロントで出会った英単語を調べました。

2007年夫の転勤でカナダへ引っ越し。2015年トロント大学で2つ目の修士号取得。2016年アナログIC設計者で再就職。トロントの様子がわかり、英単語の勉強にもなるブログが目標です。

2014年9月以前のブログはこちらです。

パートタイムからフルタイムの大学院生になりました。

先日の記事にも書いたのですが、先月末にパートタイムからフルタイムの大学院生になりました。

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今まではMaster of Engineering(M.Eng.)というプログラムの学生だったのが、Master of Applied Science(M.A.Sc.)の学生に変更届を出し、無事手続きが完了したのです。どちらも同じElectrical and Computer Engineering(ECE,電子情報工学科)のプログラムですが、大きな違いは前者が科目を規定数取ると学位が貰える(course-based degree)のに対し、後者は必要科目数は少ないものの、研究室に所属して修士論文を提出しなければならない(research-based degree)ことです。日本の大学院の修士課程に近いのは、後者の方です。そして、前者はパートタイムとフルタイムの2種類がありますが、後者はフルタイムのみです。

8月には変更するなど思いもしなかったので、パートタイム分の授業料を支払っていました。その後、今までのプロジェクトを指導してもらっていた先生のところで新しいプロジェクトに参加するのが決定的になったので、新プロジェクトに集中したいので授業をとらなくていいように今までのプロジェクトの単位数を余分にくれないかと相談したのが切っ掛けで、バタバタと変更になりました。それは、M.Eng.のプロジェクトは学科で3単位分と決まっていて変更出来ないけれど、M.A.Sc.にプログラム変更すれば、私が今持っている5科目分の単位とプロジェクトを修士論文にまとめる事で、卒業出来ると事務所の方が教えてくれたからです。

それをそのまま先生に伝えたところ、じゃあいいよということで私を先生の研究室に受け入れてくれることになり、授業料まで負担してもらえることになりました。よく分かってなかったのですが、カナダの大学で(もしかしたら工学系だけの話かもしれませんが)自分の研究室に生徒を所属させるということは、その生徒の授業料を払う事になるんだそうです。

後から大学院のサイトを確認すると、次のように記載がありました。ちなみに、今年の年間授業料は約8,500ドルです。

Guaranteed funding means you are eligible for a minimum support package of $15,000 plus tuition and fees.

客観的に振り返ると赤面ものの言動です。私は「もう授業受けたくないから私の授業料払って。」と言い出したようなもので、事前に知っていたら出来ない事だったと思います。受け入れてもらって本当に感謝してます。このように、同じ専門分野でも日本とカナダの大学院の仕組みは結構違うみたいです。

[調べた単語]
funding → 資金提供
eligible → 資格がある
dgree → 学位

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