トロントからの一時帰国は、羽田までは直航便、その後羽田で国内線に乗り換えて大阪までドア・ツー・ドア (door to door)で 約24時間の長旅です。今回、なんと経由地の羽田空港で大阪国際空港行きの最終便に間に合わず、関西空港行きに乗りました。
1月末に再就職してから生活が一変、かなり忙しくしていたので、豪快に取得した初有休の旅にはウキウキしていました。が、初っ端で予想外の出来事。トロントの出発が約2時間遅れたので、予約の便には間に合わないだろうと思っていましたが、まさか最終便にも間に合わないとは思いませんでした。
伊丹空港は夜間飛行制限で21時以降の離着陸ができないため、最終便が羽田19時20分発(全日空の場合です)と比較的早いです。羽田空港では一旦全ての荷物(受託手荷物)を受け取り、国内線の窓口で預け直してから国内線ターミナルへ移動しなくてはいけないのですが、荷物が出てくるのが後の方だったのも運が悪かったです。
全部荷物が出揃ったので窓口に直行すると、ターミナル間の移動等を考えるともう無理とのこと。関空か神戸空港に振替可とのことなので、行ったことのない神戸空港は無理だなと思い、関空でお願いしました。
日本なので、こういう手続きも全て日本語で出来るため全くストレスがなかったです。手続きの最後には、最終目的地が飛行機の遅延で変更になったからということで、関空から伊丹までの交通費として一人二千円を新札でいただきました。さらに、エア・カナダ便が遅れたことが原因なのに、全日空の方が言葉だけではなく本当に申し訳なさそうに謝ってくださるので、「ああ、日本だ。」としみじみしつつ、恐縮してしまいました。
そして、翌日友達とお昼を食べに行った先でも、同じように日本を実感しました。
友達が予約してくれていたのですが、お店の手違いで席が確保されておらず、しばらく待つことになったのです。久しぶりだったので、店の前に並んでいる椅子に座っておしゃべりしながら待つのは全く問題なかったのですが、席についてからも本当に申し訳なさそうに何度も謝罪され、サービスでサラダが少し豪華になり、デザートにアイスクリームまでつけてくれました。そのデザートの時に頼んだカフェ・ラテが、下の写真です。
こんなに可愛らしい手の込んだラテアートは初めてで見惚れてしまいました。今までトロントでしてもらったラテアートも素敵でしたが、
細かさが桁違いで静かに感動してました。忙しい時間帯だったのにありがとうございます。
それにしても、日本のサービス業の方々の気遣いには本当に恐れ入ります。気遣い過ぎてストレスをためていないだろうかと、心配になってしまうくらいです。
[調べた英単語]
new bill → 新札
concern → 気遣い
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