トロントで出会った英単語を調べました。

2007年夫の転勤でカナダへ引っ越し。2015年トロント大学で2つ目の修士号取得。2016年アナログIC設計者で再就職。トロントの様子がわかり、英単語の勉強にもなるブログが目標です。

2014年9月以前のブログはこちらです。

カナダと日本の公立大学の授業料を比較しました。

娘は協定校に交換留学生として行くので、今年度も留学先の日本の大学ではなく、元のカナダの大学へ授業料を払います。そこで、カナダと日本の公立大学の授業料を比較しました。

planningandbudget.utoronto.ca

例えばトロント大学の場合、上のリンク先で各学部の授業料がわかります。日本の公立大学の場合、学部によらず授業料は一律ですが、カナダでは公立大学でも学部に応じ、日本の私立大学のように学費が変動します。基本的に、理系学部の方が文系学部より高くなっています。

娘が所属しているのはトロント大学ではありませんが、娘の大学も文科系学部の方が授業料が安く、1年で約6000カナダドル(約65万円)をクレジットカードで支払いました。娘はカナダの永住権を持っているため、国内生扱いでカナダ人と同じ授業料です。もしカナダの永住権を持っていなければ、国外生の授業料となり約2倍以上になります。

それに対し、日本の国立大学の授業料は文部科学省で決められた標準額があり、大学にも学部にもよらず一律で約54万円でした。また、国籍で授業料を変更せず、逆に国費の外国人留学生は授業料を免除される制度があります。

ということで、円安の影響もありますが、比べるとカナダより日本の方が、学部生の大学の年間授業料は10万円高かったです。

交換留学の嬉しい点の一つに、授業料変更なしで外国の大学に留学できるというのがあると思います。が、日本の公立大学へ交換留学する場合は、カナダ人またはカナダの永住権ありの学生には(おそらく授業料の高いアメリカの大学の学生にとっても)、あくまで授業料だけ見ると、お得ではないんだなとわかりました。

ただ追加の話があり、娘はカナダの大学から交換留学に際し奨学金がもらえることになりました。その額は日本とカナダの大学の授業料差を十二分に補ってもらえるもので、とてもありがたいです。

[調べた英単語]

tuition → 学費

permanent residency → 永住権

にほんブログ村のランキングに参加しています。下の"ブログ村"をクリックしていただくと、ランキングの集計数が上がり励みになります。よろしくお願いします。

にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へ