一応会社の同僚の人に声を掛けているのですが、もし欲しい方がいなければ、次のリサイクルごみの日に、SAT(Scholastic Assessment Test)とACT(American College Testing)の問題集を処分します。
SATもACTも、ものすごく簡単に言うと大学入試共通テストのアメリカ版です。ただし、基本的に数学と英語の2教科のみです。ACTはScienceという科目もありますが、共通テストの理科系科目と違い、提示されたデータや表を読み取って答えを選択するという形で、大きい括りでは英語の科学系読み物に入るのではないかと私は思っています。
この二つのテストは、どちらの点数も大学出願時に提出できます。最近は点数の提出は任意のところや、不要なところも出てきましたが、出願しなくても、おおざっぱな立ち位置把握にもいいのではないかと思います。
Aoringoさんのブログが最新のデジタルSATについても分かりやすく説明されていたので、良かったらご参照ください。
さて、我が家の場合は、娘が高校1年生になるころに、力試しにどうかなと思ってSATやACTの問題集を買いました。
特に娘がアメリカの大学を受けたいと言っていたわけではないのですが、備えあれば憂いなしかなと思い、まだテスト範囲を学校で学習し終わってもいないのに、私の一存での購入でした。
その時既にデジタル版のオフィシャルガイドや問題集も販売されていたのですが、やっぱり紙がいいかなと紙媒体版を選択。
が、結局娘はアメリカの大学に出願せず。さらに、コロナ禍でSATやACTのテストが多数回中止されたため、例え娘がアメリカの大学に出願したとしても、点数提出が不要な大学が殆どの時期でした。
そして、その問題集が息子に引き継がれ、買い足しもしましたが、やはりそれ程活用されませんでした。ですが、一応言い訳ですが、各分野をまとめたページがあるので、ざっくりした復習や予習にはよかったと思います。
ただ、どちらのテストもコンピューターで受験するデジタル版に移行されたので、はっきり言ってこれらの問題集の内容は時代遅れになってしまいました(なので、おそらく同僚の方から欲しいという希望は出ないと思います)。
というわけで、古いものは5年以上は家のリビングに置かれていたこの問題集ですが、お別れできるのは卒業気分で嬉しいです。
余談ですが、数学は自分でも解いたりしてました。基本的に選択式なのですが、そうなると思い出すのがこの問題集です。
今調べたら絶版になっていて、残念です。
マークシート試験などの選択肢問題に関して、問題文を読まずに選択肢の長さや内容から解答を導き出す方法が理由とともに説明されていて、当時そういう考えもあるんだあと思ったのを覚えています。
いつでも使える方法ではないけれど、迷った時にいいなと思っていました。
[調べた英単語]
scholastic → 学校教育の
assessment → 評価
multiple-choice question → 選択問題
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