トロントで出会った英単語を調べました。

2007年夫の転勤でカナダへ引っ越し。2015年トロント大学で2つ目の修士号取得。2016年アナログIC設計者で再就職。トロントの様子がわかり、英単語の勉強にもなるブログが目標です。

2014年9月以前のブログはこちらです。

自宅のノートパソコンで家からTOEFLを受験しました。

先日、娘が初めて自宅のノートパソコンで家からTOEFLを受験しました。

www.ets.org

TOEFL iBT® Special Home Editionというものです。新型コロナウィルスのため試験会場での受験が難しいことから、家からリモートで試験を受けられるようになっているのです(日本ではまだこの形式のテストは実施されていないようです)。

www.ets.org

幼稚園からカナダの教育システムで教育を受けてきている娘は、カナダの大学を受験するためにTOEFLの点数が必要というわけではないのですが、夏休みで時間もあるし、一応受けてみたらと薦め続けていたら、ついに受けてくれました。

もしかしたら、受験希望者が殺到していて予約が取れないのではと危惧していましたが、あっさり申し込めました。希望通りの日時が選べてよかったです。

娘はそもそもTOEFLのことをよく知らないので、一応準備期間として1週間後を予約しました。公式問題集(オフィシャル・ガイド)もオンラインで購入したのですが、なんだかんだと夏休みでも忙しい娘は、結局通しで模擬試験を練習することができなかったそうです。TOEFLはReading、Listening、Speaking、Writingと4つのセクションがありますが、取り敢えず各セクションの時間を確認し、数問解いて形式を把握することだけはしたようです。

さて、実際の試験ですが、思ったより準備が大変でした。前日に注意事項を読んでいて気づいたのですが、受験する部屋の条件が色々ありました。静かなドアの付いた個室で、英単語などが目につかないようになっていなければいけません。当日の試験前に試験官の方にカメラで部屋の中を見せ、問題ないと了承してもらう必要があるので、前日バタバタと片付けました。

検討した結果娘は自分の部屋で受けたのですが、念の為壁に貼ってあるポスターを剥がしたり、本棚に並ぶ英語の本の向きを変え、英語が書かれている本の背表紙を隠したりしました。ここまで必要だったのかはわかりませんが、試験前に指摘されて直すことになると焦るかなと思い、少しやり過ぎ目に準備をしました。

その他、試験中にメモをとるためのホワイトボードを前日に買いに行きました。紙にメモをとるのは禁止されており、ホワイトボードに書いたメモも、試験終了時には全部消し、完全に消したホワイトボードを試験官に見せて確認してもらわなければいけません。机の上で使うのに便利なノートサイズのホワイトボードと、極細のホワイトボード用のマーカーを購入したのですが、これは絶対にあったほうがいいと思います。特に極細のマーカーは使いやすかったです。

さて、結果ですが、なんと試験終了後すぐにリーディングとリスニングの点数は表示されたそうです。そして、このまま他のセクションの採点に進むのか、それともこの試験はキャンセルにしてなかったことにするのかを選べたとか。

娘は両セクションとも満点でした。私は大学院に入り直すためにTOEFL iBTテストを受け続けていた時期がありました。が、最後までどうしてもスピーキングセクションの点数がトロント大学の必要最低点まで届くことができませんでした。

eitango.hatenablog.com

なのに、あっさり娘は2セクション満点。その後1週間ほどで、残りの2セクションの点数もウェブサイトで知らされたのですが、どちらも2点減点されただけで、総合点は120点満点中116点。娘いわく、スピーキングは、短時間で意見をまとめて定型通り話す練習が必要と感じたそうです。

娘がただカナダで住んでいるだけでバイリンガルになったのではなく、英語と日本語の両方を頑張った結果であるのは知っていますが、やっぱり羨ましいなあって思いました。

[調べた英単語]

ultra fine → 極細

template → 定型文

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