トロントで出会った英単語を調べました。

2007年夫の転勤でカナダへ引っ越し。2015年トロント大学で2つ目の修士号取得。2016年アナログIC設計者で再就職。トロントの様子がわかり、英単語の勉強にもなるブログが目標です。

2014年9月以前のブログはこちらです。

NuFACEの美顔器の出力波形を見てみました。

来週の閉店が近づくにつれ、Nordstromのセールの割引率が上がってきています。2回目に行った時に50%オフだったので、気になっていたNuFACE(ニューフェイス)のFIXデバイスを購入しました。そして、オシロスコープでそのNuFACEの美顔器の出力波形を見てみました。

すると、予想外に出力電圧が高くて驚きました。±20Vの約8ヘルツの矩形波(または方形波)でした。USBでチャージするのですが、USBの出力は5Vなので、この美顔器の中にチャージポンプ回路などが入っているのかなと思います。

測定したデバイス(美顔器)は、下の写真です。

なぜか、高級キャンドル屋さんDIPTYQUE(ディプティック)の紙袋に入れてくれました。もう閉店で、適当な紙袋はなくなっていたのかと思いますが、フレグランスキャンドル好きの娘が喜んでました。

購入したものは、専用のセラムとマイクロUSBケーブルがついているセットでした。税抜き価格が約140カナダドルなのですが、半額で税抜き約70ドル(約7000円)で購入できました。

NuFACEはアメリカの会社で、

www.mynuface.com

日本の正販売店のサイトはこちらのようです。

NuFACE |フェイシャルトーニング | エイジングケア美顔器 | CurrentBody (カレントボディ) | CurrentBody (カレントボディ)

マイクロカレントで皺やたるみを改善するとのこと。肌の表面の抵抗値は数メガオームなので、例えば簡単に計算できるように5MΩ(メガオーム)と仮定すると、20Vを5MΩで割ると4μA(マイクロアンペア)となり、確かにマイクロカレントと桁数はあってるなあと思いました。

思ったより出力電圧が高かったのですが、顔面に直接あてると、場所により少しピリっとした衝撃が走ります。正しい使い方は専用セラムとの併用なので、顔にセラムを塗ってから使うと、ピリッとした衝撃は無くなりました。

ということは、「セラムの方が肌より抵抗値が低く、電流は主にセラム内を流れて肌にはマイクロカレントは流れないのでは?」と思ったのですが、医療・生物系は専門ではないので、それでいいのかどうかはわかりません。

また、私は20Vを高いと感じましたが、それは私が1V以下で動く回路の設計をしているからであって、美容的にこれが高いのか低いのかどうかもわかりません。そして、もちろん電流を流すと皺が無くなるのかもわからず、電流を流して筋肉が動くのがいいのかなあというくらいの知識しかありません。

ただ、NuFACEの製品はFDA(Food and Drug Administration、アメリカ食品医薬品局)の承認を得ているそうなので、体に危険なものではないのだろうなと思っています。しばらく使ってみようと思います。

ところで、この波形は結構私には面白かったので、会社の同僚に昼食時に同じ写真を披露しました。せっかくなので、美顔器も持っていき希望した人には試してもらいました(充電式で小さくて軽いのでポケットに入ります)。

皆エンジニアなので、話が弾んで面白かったのです。「これで効果が出るのかなあ?」と私が話すと、顔の片側だけ1か月試してみたらと、下の記事で書いた"apple-to-apple"の比較をオススメされましたが、

eitango.hatenablog.com

それはやめておこうと思います。

が、後で気づいたのですが、誰も私の家にオシロスコープがあることについて不思議に思っていない様子でした。もしかしたら、皆持っているのかもしれません。

一応説明すると、これは息子の工作用に購入したものです。計測器屋さんOWON(オウオン)のもので、小さいのに十分な機能があり手軽なのでオススメです。

せっかくなので、他の物の出力波形も見てみようかなと思っています。

最後に、閉店セールに気づいた時の記事はこれです。

eitango.hatenablog.com

あの時の美容品の割引率は30%でした。もちろん私が迷ったエルメスの香水は、2回目の時には売れていました。

[調べた英単語]

square wave → 矩形波または方形波

serum → セラム、美容液

beauty device → 美容機器

にほんブログ村のランキングに参加しています。下の"ブログ村"をクリックしていただくと、ランキングの集計数が上がり励みになります。よろしくお願いします。

にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へ