読み始めた本の影響を受け、年収1000万円だとして時給を計算してみました。
簡単にするため、月20日、1日8時間しか働かないとして計算すると、時給は約5208円。私の中で年収1000万円ってすごいものだと思っていたので、思ってたより低くて驚きました(学生時代、家庭教師のバイトで時給5000円とか医学部生だと1万円の人とかもいたので)。
ずいぶん昔ですが日本で大学院生をしていた頃、研究室にリクルーターとしてきてくれた方に同級生が毎回する質問が、「30歳で年収1000万円超えますか?」でした。結構日本メーカーだと「うーん。」と返答につまられてたような気がしますが、外資系メーカーは「超えてる人もいます。」とのお返事だったように思います。
また、カナダの大学院でいた頃、周りで就職活動をしている人の話から、どうも初年度で年収10万ドル(約940万円ですが、私の感覚的には1000万円)を超えるかどうかが一つの目安らしいことを感じ取りました。
そんなこともあり、なんだか1000万円超えって大事なんだと刷り込まれていたので、定時退社の時給で5000円強を少なく感じたのです。
高1の娘のバイトの時給が16ドル(約1400円)なので、その4倍弱。たとえ年収1000万円になっても、1日8時間だけしか働かない人は少ないと思うので、実際の時給はそれほど高校生のバイトと差がないものなんだなあと驚きました。
感覚でなく数字で計算したことで、わかっていたつもりのことがはっきりして新鮮でした。ただ、これ以上深く考えて自分の実際の時給を計算するのはやめておこうと思います。
[調べた英単語]
annual income → 年収
imprinting → 刷り込み
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