トロントで出会った英単語を調べました。

2007年夫の転勤でカナダへ引っ越し。2015年トロント大学で2つ目の修士号取得。2016年アナログIC設計者で再就職。トロントの様子がわかり、英単語の勉強にもなるブログが目標です。

2014年9月以前のブログはこちらです。

面接で希望の年収額を質問されました。

カナダと日本の就職活動で驚いたことを思い出したので書いてみます。色々ある中の1つですが、面接で希望の年収額を質問されました。

eitango.hatenablog.com

以前ブログでも書いた技術面接後に行われた、一般的な人事に関する面接中のことです。が、そんな質問を全く予想していなかったので、とっさに「大学院では先生から月に1200ドルいただいているので、それより多ければいくらでも嬉しいです。」と答えました。

すると大笑いされたのですが、その話を後日同じく就活中の友達にしたら爆笑の後、「そんなんじゃだめだー。」とかなり諭されました。

彼曰く、自分の市場価値を安売りしてはいけないらしく(自分に自信がないと思われるかもしれないそうです)、こういう質問は一般的だそうですが、強気な発言をするものらしいです。実際他にも数人に聞いてみたところ、皆一様にもらって満足な高めの希望額を答えるものだと教えてくれました。

実は同じ研究室の博士課程の人も同じ会社を受けていたのですが、彼はその際あまりに高額の年収を答えたので、会社の方は仰け反って驚かれたんだそうです。私も同じ方に面接してもらっていたので、「同じ研究室から来た二人が両極端な答えをして面白かっただろうね。キャラの違いだね。」と研究室仲間で笑い話になってました。

ちなみに一応相場の額を教えてもらったのですが、はっきり言って日本の新卒採用の修士卒よりかなり上でした。昔の話ですが、私が修士卒で就職活動をしていた際に見聞きした範囲では、日本の電機メーカーの初任給はほぼ横並びで、なんか取り決めでもあるのかなあと思ったものです。かつ電機業界は商社や同じ製造業でも他の業種に比べると低めで、「やってらんないよ。」といった感じで、大学院で学んだ分野とは違う商社や銀行などにいわゆる文系就職する人もちらほらいました。

仕事は給与だけで決まるわけではないのですが、1つの評価の指標でもあると思うので、技術立国日本というのなら、もうちょっとエンジニアの給与が高くてもいいんじゃないかなあと改めて思った次第です。

[調べた英単語]

salary → 給与
market value → 市場価値

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