トロントで出会った英単語を調べました。

2007年夫の転勤でカナダへ引っ越し。2015年トロント大学で2つ目の修士号取得。2016年アナログIC設計者で再就職。トロントの様子がわかり、英単語の勉強にもなるブログが目標です。

2014年9月以前のブログはこちらです。

ハッカーと投資家の話が面白くて”王様達のヴァイキング”に夢中になりました。

この夏私はどこへも旅行に行きませんでしたが、娘はサマーキャンプに参加するためにバンクーバーへ、夫と息子は一時帰国しました。そのため、ちょうど一週間ほど一人暮らしだったのですが、その期間、ハッカーと投資家の話が面白くて”王様達のヴァイキング”に夢中になりました。

王様達のヴァイキング(1) (ビッグコミックス)

お試しで4巻まで無料だったので読んでみたら止まらなくなり、「私は旅行に行かないから、そのかわり漫画の中の世界を旅行したって許されるよなあ。」と自分に言い訳しながら最新刊の18巻まで購入しました。

多分娘は読んでませんが、夫も息子も喜んで読んでました。プログラミングの天才少年が主人公の話ですが、この漫画を私がもし中学生のときに読んでたら、プログラミングの世界に進みたいって思ってたかもしれないなあと思うくらいハッカーがかっこよく書かれてます。

回路設計が仕事の私ですが、たまに仕事でhackという言葉を使うときがあります。電子回路のシミュレーションをするときに、回路の接続情報が書かれているファイル(ネットリストといいます)を検証のためにいじるときに"hack a netlist"というのです。やっていることは単なるテキストファイルの編集なので、"edit a netlist"とか、"modify a netlist"とも言えるのですが、この漫画を読んでから、自己満足で"hack"の方を使って越に入ってます。

ちなみに、漫画で出てくるエンジェル投資家(スタートアップ企業に投資する人)がビル1棟を自宅としているのですが、そのビルがかっこよくて憧れてます。最近息子からなぜか理想の家について聞かれることがよくあるのですが、「あの漫画に出てくる銭湯付きのビルみたいな家がいい。」と答えてます。

それにしても、電子書籍化は本当にありがたい進歩です。こうして海外にいても、日本語の漫画が一気に購入できてしまうのですから。

私が小学生の頃に父の転勤でシンガポールに住んでいたときは、発売日からずいぶん遅れてシンガポールの紀伊國屋書店で売られている日本の漫画は、日本の定価の約3倍くらいの値段なのでなかなか買ってもらうことができませんでした(日本人学校の図書室が充実していたので、読む本には困りませんでしたが)。そのため「りぼん」や「なかよし」などの少女漫画雑誌は憧れの存在だったので、父の駐在が終わって帰国後、自分のお小遣いで買えるようになったときは嬉しかったものです。技術の進歩で暮らしやすくなるもんだなと実感しています。

[調べた英単語]

viking → バイキング

hack → (コンピューターシステム)に不正侵入する

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