またラスベリーパイを使って実験を始めました。
ラズベリーパイは小さな(名刺サイズの)コンピューターで、ICに信号を送って初期設定をするのに使っています。初めて試作ICに電源を入れたのが昨年の2月なので、
もう丸1年も測定が断続的に続いています。 これは周りに比べると遅過ぎで、しっかり評価しようと思っていましたが、さすがに粘り過ぎたなと感じてます。
試作のICは、レーザーを入力信号に応じて光らせる回路ですが、レーザーの光を光ファイバーでもれなく受け取るのに戸惑っていました。実験を繰り返せば繰り返すほど、ファイバーの位置合わせが上手くなるのかいい結果が取れるため、機材が揃っているのに何もしないともったいない気がして、辞められなくなっていました。
計3回もご厚意でデモ用の測定器(とても高額)を貸してくださったメーカーの方には、本当に感謝の気持ちで一杯です。他の人に話したら、「え、3回も同じデモ機を?」とびっくりされました。
3回目を頼むときはさすがの私も躊躇したのですが(もちろん借りていることは教授に毎回知らせていますが、直接交渉しています)、ダメもとでも試す図太さが、年月と共に身についてきているのを実感しました。
他にも、測定器を求めて教授のつてを頼って企業の実験室を使わせてもらったこともありました。
本当に、いろんな人に助けてもらってます。
ラスベリーパイもこんなに使ったので、私専用のを買ってよかったなと思います。
[調べた英単語]
cheek → ずうずうしさ
impudence → ずうずうしさ
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