冬休みで自由時間が増えた息子は、LEDを使った電子工作に熱中し始めました。

上の写真は、紙(インクジェットプリンタ用写真光沢紙)に描いた線がそのまま回路になるAgICの導電性インクマーカーを使用したLEDを光らせる回路です。義父母が日本から送ってくれました。ありがとうございました。AgICは東大発のベンチャー企業だそうですが、ブレッドボードよりも直感的にわかりやすいので、簡単な回路を作るにはオススメです。
他にも、ピンセットでアルミホイル部分を触るとLEDが光るおもちゃも息子が一人で作りました。Kissチョコも取り付けており、「チョコレートの包み紙に触っても光るよ。」と教えてくれました。

LEDは電流が流れすぎないように計算して抵抗を挟むことと、電流の流れる向きを考える(反対向きだと光りません)だけで、"光る"という目に見えた効果が得られる電子部品なので、夢中になっているようです。
こんな息子を見ていると、日本の大学院の研究室に入った時のことを思い出します。以前にも書いたかもしれませんが、私は専門を学部と大学院で理学系(理論物理)から工学系(電子工学)に変更したので、入ってから雰囲気が違うなと思いました。小学生の時にアマチュア無線の免許を取った人が同期の3分の1くらいで、まだ幼い頃の顔写真の免許証を見せてくれた時は、そんな要素がない私はここにいていいのだろうか、間違ったところにきてしまったのかもしれないと思ったくらいです。
私の家族は単純に分類すれば文系家族。工作といえば絵画教室に通ったくらいで、電子工作とは無縁に大学院まで進みました。だから、小学校低学年から嬉々としてコンピューターのブログラミングや電子工作に没頭する息子を見て、自分の経験した子供時代とは違うけれど、上手く支えてあげられたらいいなと思います。
[調べた単語]
support → 支える
LED = light emitting diode → 発光ダイオード
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