日本で働いていた時とカナダで働いている時の大きな違いの一つが、在宅勤務できることです。そして、在宅勤務は最高に便利です。
eitango.hatenablog.com私の場合、週に1回は家から働いています。
もちろん私が働いていた時期に10年もの違いがあるので、
カナダだから在宅勤務ができるというわけではないと思います。私が会社勤めをしていなかった10年の間に通信技術等が進み、家からでも簡単に電話会議に参加できるようになったのも大きな一因であると思います。
だから、もしかしたら10年前に働いていた日本の会社でも、在宅勤務制度が進んでいるかもしれません。そして、そうであったらいいなと強く思います。なぜらなら、育児との両立の大きな助けになっているからです。
いいことを思いつくままに羅列すると、
1、通勤時間(私の場合2時間弱)を仕事に使える
2、通勤で疲れない
3、子供の学校行事、ボランティアやお迎えなどが日中にあっても、休まず、少しだけ仕事を抜けるだけですむ(学校が職場より家に近いので)
4、疲れた時に横になって休める
5、ゴロゴロしながら資料や本が読める
6、子供が帰宅した時に「おかえり。」と言える
7、簡単な家事を仕事の合間にできる(洗濯機や乾燥機のスイッチを入れるなど)
8、化粧をしなくていい
9、楽な部屋着で仕事できる
10、宅配便が受け取れる
11、子供の体調が悪い時、側で様子を見ながら休まず働ける
12、自分の体調が万全でない時も、用心しながら働ける
4は、中島聡さんの本を読んでそんなもんかなあと思ったのですが、確かに昼休みの時間に少しソファに寝転ぶだけで、結構頭が休まる気がします。
5は人によると思いますが、周りの目を気にせず楽な姿勢で読んでいる時の方が、内容が頭に入るときもあると思います。
8と9は、ただ私が物臭なだけですが、格好を気にせずリラックスした状態で働けるのは助かりますし、お肌にもいいはず(顔パックしながら仕事も可です)。
9は、カナダの郵便局は再配達をしてくれず、配達時不在だった場合は郵便局に取りに行くことになるのですが、受け取れるのが通知をもらった翌日の昼以降なので(地域によって異なると思いますが)、急ぎのものや重いものを送ってもらった時は、家で受け取れると助かります。
今の仕事の場合、コンピューターのサーバーがアメリカにあるので、カナダの事務所で働いても家で働いても、結局は自分のノートパソコンからカルフォルニアにあるサーバーにアクセスして回路設計をすることになるので、作業のスピードはどちらでもほぼ差がありません。だから、在宅勤務でも仕事的には問題ないのです。
ただ、やはり人に質問するときなどは、その人のブースに行って直接話す方が簡単で効率がいいです。また、ちょっとした立ち話や昼食時の会話がヒントになったり、いい人間関係に繋がって仕事時の潤滑油にもなるので、完全に在宅勤務にするのはよくないかなと思ってます。
だから、状況に応じて在宅勤務の選択ができるのは、本当にありがたいですし、この働き方がどんどん広まっていけばいいなと思います。
[調べた英単語]
lazy person → ものぐさ
dress → 格好
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