トロントで出会った英単語を調べました。

2007年夫の転勤でカナダへ引っ越し。2015年トロント大学で2つ目の修士号取得。2016年アナログIC設計者で再就職。トロントの様子がわかり、英単語の勉強にもなるブログが目標です。

2014年9月以前のブログはこちらです。

トロントの中学校では先生が動かず、生徒が動きます。

娘と話していて気付いたのですが、トロントの中学校では先生が動かず、生徒が動きます。

日本の中学校では、生徒は朝から放課後まで、家庭科室や理科室など特別教室を使う以外、授業を同じ教室で受けます。娘の通うトロント市立の中学校では、各教室は先生の部屋なので、生徒たちは授業毎にその教科の先生のいる教室へ教科書やフォルダーを持って移動するそうです。だから、廊下に各自のロッカーがずらりと並んでいて、休み時間には皆そのロッカーへ行って2教科分の授業の教科書など(2時限毎にロッカーに戻る時間があるそうです)を取り出し、移動するので忙しいそうです。

ホームルームといって、朝一番最初に日本でいう朝の会をするために行く教室があるのですが、それは担任の先生の教室だそうです。つまり、担任が理科の先生なら理科の教室、数学の先生なら数学の教室で出欠確認やその日の連絡を聞いた後、それぞれ荷物を全て持ってロッカーへ行き、すぐ使わない物(お弁当屋バックパックを含む)をロッカーに置き、2教科分持って1時間目の教室へ移動するそうです。

娘のロッカーは3階にあるので、一日に混みあった階段を何往復もするのだとか。休み時間は短いし、混みあう中でロッカーから物をささっと取り出さないといけないので、結構大変だそうです。

また、ホームルームが一緒でも、その後の授業がすべて一緒というわけではないそうです。教科によって人数制限があるのか、同じホームルームでも時間割が違うので、同じ組といっても、日本の中学校のようにずっと一緒ではないと教えてもらいました。

話を聞いていて、私は少し大学っぽくって(大学では先生も生徒も移動ですが)面白いなあと思いましたが、娘は日本のように自分の机があって、毎時間教室を移動しなくていい日本の方がいいなあと言ってました。確かに、実際動く方になってみたらそうかも、と納得しました。いつか日本の中学生活も体験させてあげられたらいいのですが。

[調べた英単語]

homeroom teacher → 担任
goes up and down → 往復する

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