トロントで出会った英単語を調べました。

2007年夫の転勤でカナダへ引っ越し。2015年トロント大学で2つ目の修士号取得。2016年アナログIC設計者で再就職。トロントの様子がわかり、英単語の勉強にもなるブログが目標です。

2014年9月以前のブログはこちらです。

子供を救急室へ連れて行った時の流れをまとめてみます。

行く機会がないに越したことはないのですが、もし必要があった場合、ざっとした流れがわかっていると少しは不安も和らぐのではないかと思うので、私がトロントで子供を救急室へ連れて行った時の流れをまとめてみます。

ameblo.jp

以前のブログでも書いていますが、初めて子供をER(救急室)へ連れて行ったのはカナダでです。6年前のことです。トロントの中心地区であれば、子供を連れていく救急病院はシック・キッズ(Sick Kids、Hospital For Sick Children、トロント小児病院)になります。

www.sickkids.ca

日本で子供を救急病院に連れて行ったことがないので日本と同じかわからないのですが、お医者さんと直接話すまでに、余程の緊急事態でなければ4人の人と話すことになります。

1人目。

多分看護師さんです。受付の列に並び、順番が来たら受付の看護師さんに来院理由を話します。ここではまず最初に隔離が必要かどうかの判断のため、水疱瘡などの感染症にかかっていないか、気をつけなければいけない渡航歴がないか確認されます。その後、OHIPカード(オンタリオ州の保険証)を渡し、来院理由などを説明します。

2人目。

症状から優先順位を決めるトリアージの看護師(トリアージナース)さんです。最初の看護師さんにより、受付横にある部屋の一つに入るように指示されるので、そこでこの看護師さんを待ちます。2人目の看護師さんは熱や体重を測定をしたり、症状について質問されます。ここでは、心配事項をしっかり伝える必要があります。

3人目。

多分事務の方です。ここで再度OHIPカード(オンタリオ州の保険証)を出し、住所や電話番号の確認をされます。その後、手首に患者の名前や制限月日が書かれたリストバンドをつけてもらいます。付き添いの保護者には、ER患者の付き添いだとわかるように衣服に貼るシールを人数分もらいます。

4人目。

リストバンドをもらった後は、待合室で病室が用意されるのを待ちます。名前を呼ばれて連れて行かれる病室は、治療が終わって帰るまで(またはそのまま入院するまで)ずっと使うことになります。その病室で最初に会うのが看護師さん(たまにお医者さんが先に来られることもあります)で、検温、測脈、血圧測定をしてくれます。その後、症状などについての質問され、最後に必要なものがないかなど聞いてくれます。ナースコールボタンの説明もしてくれます。そして、順番が来たらお医者さんが来てくれるので、それまで待っていてねと言われてます。

他の病院のERに連れて行ったこともありますが、大体同じ感じでした。緊急度が高いと判断されれば、1人目と話した後病室へ直行して診察となりますが、それは余程の場合だと思います。待つ時間は状況によるので一概に言えませんが、4人話したらお医者さんだと思っておくと、今どこの段階にいるのか大体わかり、まだかなまだかなという気持ちもほんの少し和らぐかなと思います。

また、待ち時間が長いのは、専門家である看護師さん(トリアージナース)が緊急度は低いと判断される症状だったということで、つまり自分の子はそれほど危機的な状況ではないと考えると、不安で心配な中の長い待ち時間のイライラも、少しは和らぐのではと思います。

[調べた英単語]
triage → 負傷者の治療優先順位付け
priority → 優先

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